弁護士の介入により、慰謝料額が1200万円増額!

  • CASE1294
  • 2025年08月19日更新
男性
  • 40代
  • 男性
  • 会社員
  • 示談交渉
  • ■後遺障害等級-
  • ■傷病名死亡
  • 最終示談金額5496万9708円

ご相談に至った経緯

本件事故は、信号機の設置されていない田舎道の十字路交差点において発生しました。当該交差点には中央線はなく、道路は双方とも幅員の狭い生活道路であり、見通しは必ずしも良好ではありませんでした。

交差道路から進入してきた相手車両には一時停止の規制が課されていたにもかかわらず、相手方はこれを十分に遵守せずに進入し、直進していたYさんの弟であるXさん運転車両と衝突し、この事故によりXさんは他界しました。

ご相談内容

YさんはXさんを交通事故により亡くし、その後、相手方保険会社から賠償金として、約3900万円の提示を受けました。しかしながら、その金額では到底被害の実情に見合わないのではないかと強い疑問を抱かれました。

納得のいかないまま提示額を受け入れることはできないとの思いから、適正な賠償を受けられるのかどうかを確認するため、弊所へご相談いただきました。

ベリーベストの対応とその結果

まずは事前提示の内訳を精査したところ、主な問題点として以下の点が判明しました。

1.年金の逸失利益が全く計上されていないこと
2.慰謝料の計上が1200万円にとどまっていること
3.物的損害が計上されていないこと

弊所では、これらの争点に対し徹底した対応を行いました。具体的には、年金逸失利益については必要な証拠資料を収集のうえで計上を主張し、慰謝料については裁判所基準を基に交渉を重ね、倍額の2400万円まで引き上げることに成功しました。

さらに、物的損害についても、Yさんは事故後に車両を修理見積もりせずに売却してしまっていたのですが、弊所で改めて資料を取り付け、相当時価額を立証しました。

これらの対応の結果、最終的に当初提示額から約1500万円の増額を勝ち取ることができ、Yさんにご納得いただける解決を実現することができました。

全国の各オフィスから寄せられた解決事例をご紹介しております。(※ベリーベスト法律事務所全体の解決事例となっています)